1962年に創刊され、企業の経理・税務・労務担当者の執務指針として硬派な姿勢を貫く「企業実務」からご依頼をいただき、執筆しました。
テーマは、今年の12月に義務化される、まさに旬なトピックの「ストレスチェック」。
実際に執筆をするという経験を経て強く感じたのですが、何度も校正を行い、より良い表現を追求する姿にはプロフェッショナルを感じました。
今はインターネットを使えば誰でも無料で自分の思いを発信することができます。
ただ、このような専門誌があって、そこには編集をはじめ、きれいに図や表を作って下さる方がいて、そういうったプロが集まって一つの雑誌を作りあげているわけです。そして記事の校正をする際には、いかに読者である中小企業の実務者のすぐに役立つようなものになっているかを徹底的にチェックしています。
単なる批評家はコメントを出せばそれで終わりです。実際に実務を行う際にはグレーな状態の中で、どのような基準をもって判断するのか、合理性と判断力を試されることが多くあります。
そんな実務者の役に立つような専門誌というのは応援したくなりますし、むしろ情報過多な今のような時代こそ、これまで以上に専門誌の存在意義は高まっているのではないかと思っています。