専門誌ビジネスガイドで「法改正と実務への影響」として2020年通常国会の提出法案に関して執筆

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労働・社会保険、税務の官庁手続&人事労務の法律実務誌「月刊ビジネスガイド」よりご依頼をいただき、「法改正と実務への影響」と題して、2020年通常国会に提出された法改正内容、企業実務への影響とその対応について執筆しました。

法改正の内容は多岐に亘りますが、企業の実務への影響という観点から取り上げた内容は以下の改正部分です。

  1. 賃金等請求権の消滅時効(労働基準法等の改正)
  2. 雇用保険関係の改正
    • 被保険者期間の計算方法の改正
    • 高年齢被保険者の特例
    • 高年齢雇用継続給付の改正
    • 報告徴収及び立入検査の対象の追加
  3. 労災保険関係の改正
    • 複数事業労働者に対する新たな保険給付の創設
    • 給付基礎日額の算定方法の特例
  4. 高年齢者就業確保措置(高年齢者雇用安定法の改正)
  5. 中途採用に関する情報公表(労働施策総合推進法の改正)

合計11ページ・16,000文字とかなりの分量となっていますが、正直、文字数よりも内容の精査にかなりの労力を割きました・・・

今回の記事内容はあくまで法案、しかもタイミングが重視されることから、初稿段階では審議会資料と審議会に示された法案要綱を用いて執筆しました。

その後、実際に国会に提出された法案要綱は、審議会当時の資料とは表現や順番が異なります。そのため、何度も読み返し、編集者の方の粘り強いご指導を得つつ何度も校正を経て、ようやく完成。

過去にも様々な記事を書いてきましたが、もっとも大変な執筆の一つとなりました。完成したときは心の底からホッとしましたw

書店でも販売されているので、目にした方はご笑覧ください。

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