このWebサイトでは、法改正情報や行政通達を参照するため、厚生労働省など外部の公的機関サイトへのリンクを数多く掲載しています。
ところが、行政サイトはページの再編やURL変更が頻繁に起こります。気づかないうちに「リンク切れ」が大量発生していた、というのは決して珍しいことではありません。特に、新年度は・・・
記事数が増えるにつれ、手作業でのリンク確認はほぼ不可能になります。
そこで今回は、リンク切れを自動で検出するツールをご紹介します。
ちなみに、今回紹介する手法は、Claudeから教えてもらったものです。実際には、4つの手法が提案され、当事務所のサイトにぴったりの手法を選択した次第です。
lycheeでローカルチェック
lychee(ライキー)は、WebサイトのリンクをまとめてチェックしてくれるOSS(Open Source Software:無料で公開されているソフトウェア)のツールです。Rust(プログラミング言語の1つ)で作られており、動作が非常に高速で、外部リンクの大量チェックに向いています。
Macであれば以下のコマンド1つでインストールできます。
brew install lychee
インストール後、Hugoでビルドした出力ディレクトリ(public/)のHTMLファイルに対してチェックを実行します。
lychee public/**/*.html
これだけで、全ページの内部リンク・外部リンクを一括チェックできます。
より確実にリンクの状態を確認したい場合は、Hugoのローカルサーバー(開発環境)を起動してからチェックする方法もあります。ターミナル(操作端末)を2つ使います。
# ターミナル1:Hugoのローカルサーバーを起動
hugo server
# ターミナル2:lycheeでローカルサーバーのリンクをチェック
lychee --base-url http://localhost:1313 http://localhost:1313/
なお、Claudeからは、GitHub Actionsで自動化する方法も推奨されました。
確かに、手動チェックは確認したいときにすぐ使えて便利ですが、GitHub Actionsを用いて「定期的に自動で走らせる」仕組みを作った方が効率的です。
ただ、事務所サイトの更新は、多くても週に1記事程度ですし、cronを使って定期的にチェックする方法もあるため、今回は、最も簡単に導入でき、手軽に利用できる「lychee」を選択した次第です。
更新頻度が多いWebサイトであれば、GitHub Actionsによる自動チェックの方が良いでしょう。
今回は、自動化というよりは半自動化の話ですが、こうした「便利なツールを使って楽をする」「ツールにできることはツールに任せる」という考え方は、サイト管理だけでなく、企業の人事労務業務にも通じるものがあります。
給与計算・勤怠管理・社会保険手続きなど、定型業務こそ仕組み化して、担当者が本来の業務に集中できる環境を作ることが大切です。
ITを活用した業務改善に関心のある経営者・人事労務担当者の方は、お気軽にご相談ください。