専門誌SRで特集「私が使っているDXツール」に関して執筆

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開業社会保険労務士専門誌「SR」の「私が使っているDXツール」という特集の中で、OSS活用の視点に関して執筆しました(通算52回目の執筆)。

今回の執筆内容の軸は、OSS(オープンソースソフトウェア:Open Source Software)です

一般の方は、有料ソフトの方がすごく、無料ソフトはイマイチというイメージを持ちがちですが、それは大間違いです。

OSSは、ソースコードが公開されており、無償で誰でも自由に改変、再配布が可能なものです。ソースコードが公開されているからこそ、人気のあるソフトには世界中の技術者がこぞって機能を追加しますし、監視の目が行き届いているためセキュリティへの安心につながると言えます。

つまり、有料ソフトとOSSの技術的な差はなく、むしろOSSの方が進んでいる場合もある、ということです。

こんなことを書くと、もしかしたら有料ソフトの販売企業から「余計なことを書く奴だ・・・」と思われるかもしれませんが、真実を伝えることは重要です。

もちろん、有料ソフトにはサポートという大きなメリットがあります。OSSは自己責任の世界ですから。

結局は、ユーザーのITリテラシーに応じてソフトを使いましょう、ということです。

さらに余計なことを言うなら、サポートがイマイチな有料ソフトは存在価値ゼロとも言えます。

本来は社労士にとって知名度があり、簡単に使えるツールの紹介をして欲しいというご依頼の趣旨だったかもしれず、それでも執筆を後押ししてくれた編集者の方には感謝しかありません。

書店でも販売されているので、目にした方はご笑覧ください。

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