労働・社会保険、税務の官庁手続&人事労務の法律実務誌「月刊ビジネスガイド」よりご依頼をいただき、連載記事を執筆しています。
今回のテーマは、管理職の残業時間の取扱いです。
- 管理職は残業代の対象外
と思い込んでいる人(企業の人事労務担当者だけでなく当の管理職自身であっても)は多いのですが、それは大きな誤解です。
企業が人事管理上指定する「管理職」と、労働基準法が定める「管理監督者」は異なります。
また、
- 残業代の対象外となるのは、労働基準法が定める「管理監督者」
です。
それでは、なぜ「管理監督者」が残業代の対象外となるのか、法的根拠をもってきちんと説明できるでしょうか?
管理職にきちんと説明できなければ不満・トラブルの元になってしまうのは当然です。
今回は、こういった管理職の残業時間の取扱いについて解説しました(通算76回目の執筆)。