専門誌ビジネスガイドで「時間単位年休の活用」に関して執筆

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労働・社会保険、税務の官庁手続&人事労務の法律実務誌「月刊ビジネスガイド」よりご依頼をいただき、時間単位年休の活用に関する執筆をしました。

最近「働き方改革」を積極的に行う企業の中で、この時間単位年休制度が見直され、活用されていることをご存知ですか?

元々、時間単位で有給休暇の取得を認める制度、いわゆる時間単位年休制度は、平成22年施行の改正労働基準法により制定されたものです。

役所への手続きのために、時間単位年休を活用して1時間だけ休暇を取得するなど、従業員のニーズは高いはずなのですが、厚生労働省の平成29年「就労条件総合調査」によると、以下のように低調な状況です。

企業規模 時間単位年休制度がある企業の割合
平成29年調査計 18.7%
1,000人以上 20.1%
300-999人 19.4%
100-299人 19.2%
30-99人 18.4%
(参考)平成28年調査計 16.8%

記事では、時間単位年休制度のメリットと導入企業の事例、導入・運用のポイントを解説し、労使協定・就業規則の規定例を掲載しています。

書店でも販売されているので、目にした方はご笑覧ください。

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