【データ】企業における従業員数別・業種別の平均年間休日数

作成： 2025-08-27

思い込みやイメージではなく、データを踏まえて正しい状況を説明するのが当事務所のスタンスです。

今回は、企業における従業員数別の平均年間休日数に関するデータを紹介します。

年間休日数の平均

厚生労働省が発表している「令和6年就労条件総合調査」によると、

と、昭和60年以降過去最多となっています。

過去最多ってすごいですね。

採用難への対応として休日数が増えているのかもしれませんね。

従業員数別の1企業における平均年間休日数は以下のとおりです。

従業員数が多い企業ほど年間休日数が多いんですね。

なお、参考までに令和5年調査では以下のようになっていました。

年間休日数の分布を示したのが以下のグラフです。

なお、グラフを見やすくするため、割合の大きな「100-109日」「110-119日」「120-129日」のみ色を付け、それ以外はまとめてグレーにしています。

注意

以下はグラフを表示しています。
もしグラフが表示されていない場合はページの更新をしてください。

30-99人の平均は110日ですが、分布で見ると「120-129日」と「100-109日」に二極化しているんですね。

はい、データを見るときの基本ですが、平均だけでなく分布を見ることも重要です。

「令和6年就労条件総合調査結果」では業種別のデータが集計されていません。

そのため、データが集計された中で最近となる平成30年の業種別の年間休日数を整理したのが以下のグラフです。

業種によってかなり分布が異なることがわかります。