
「ブラックバイトから学生を守りたい」という福岡大学の木下敏之教授(元佐賀市長)の発案で、
- 学生が手に取りやすいマンガにしよう
と、とんとん拍子で話が進み、「漫画でわかる! アルバイトはこうして選ぼう! ブラックバイトに引っかかった時の対処法」が完成しました。私は監修を担当。
- 試験があるのに休めない
- 残業代が支払われない
- 店長のパワハラ
など、よくあるブラックバイトの実例をあげながら、バイトを選ぶときの注意点、バイト先での対処法などを労働法に基づいて細かくポイントで解説したものです。
マンガ誕生の経緯
元々このマンガは、福岡大学に入学する文系の新入生に配付するために作成したものです。
福岡大学出身の漫画家である渋田武春先生のご協力によりマンガ化されましたが、打ち合わせの中で、漫画がどのように作成されているのか、その流れ、昨今の分担化の話などを教えていただいたのは、マンガ好き、アニメ好きの私にとっては役得でした😆
大学生だけではなく、高校生、専門学校生、あるいはパートで働く方にも役立つ内容です。
実際、雇用されて働く知人にも内容を見せてみたところ「知らないことが多かった」という声を多数聞いています。
追記:
現在、「漫画でわかる! アルバイトはこうして選ぼう! ブラックバイトに引っかかった時の対処法」は現在、
に掲載されています(トップページにリンクを貼っているため、バナーを探してください)。無料で読めますので、ぜひご参照ください。
補足
「学生に余計な知識を与えるのは困る・・・」と思う経営者がいるかもしれませんが、むしろ逆です。
採用活動が異常に上手い、でも労働法令なんてほぼ無視、という悪質な企業の話は、この令和の時代であってもまだまだ聞きます。
悪質な企業に若者が搾取され、ボロボロにされてしまっては社会の大きな損失です。マジメに法令遵守している企業がバカを見るのはおかしいと思いませんか?
だから、多くの人が労働法令の知識を得るのは良いことなんです。法令を遵守している企業は、堂々としていましょう!
ちなみに・・・
このマンガについては監修料もいただいていませんし、完全ボランティアです。ただ、こうした社会的な貢献ができる機会をいただいたのは名誉であり満足しています。