統計のまとめ

【統計】正規・非正規従業員の割合の推移(20年分)、短時間労働者の国際比較をグラフにまとめました

最近は、パート・アルバイトの活用に関する人事労務管理という観点でご相談を受けることが増えています。

今回は、パート・アルバイトなどのいわゆる非正規従業員に関する実態として、雇用者全体の中の割合とその推移、短時間労働者に関する国際比較などの統計情報をグラフにしてみましたのでご参考ください。

パートなどの非正規従業員は急激に増加

まずは雇用形態別雇用者数の推移ですが、これは大まかな流れをつかむため、5年ごとにまとめています。

これを見ると、役員を除く雇用者全体は増えています。ただし、正規の従業員は減っていながらということであり、それを超える勢いで非正規の従業員が増えているわけです。

パート・アルバイトは非正規従業員の約7割

非正規の従業員は急激に増え続けているわけですが、そのうち約7割はパート・アルバイトです。

派遣職員の問題は法改正などによりクローズアップされますが、割合として大きいのはパート・アルバイトということです。

下のグラフでは、1995年、2000年などと書いているボタンを押すと、円グラフの割合が動きますのでぜひ動かしてみてください。

日本の短時間労働者は他国に比べても多い

このデータについてはご注意ください。

今回グラフを作成するに当たって参考にした独立行政法人労働政策研究・研修機構「2016データブック国際労働比較」の中には以下のように記載があります。

通常の労働時間が週30時間未満の労働者を「短時間労働者」と定義し、就業者全体に占める割合(2014年)を各国別・男女別に示したものである。但し、国際比較にあたっては、短時間労働者の待遇の違いなど制度面に注意する必要がある。

これの意図するところは短時間労働者と一口にいっても労働条件面の待遇が悪いということではないということでしょう。

日本の場合は、誤解を恐れずに言えば、決して待遇が良いとは言えませんが。。。

グラフの見方
  • PCの場合は、グラフ上にマウスカーソルを持っていってみてください。ラベルと数値がふわっと出て来ます。
  • スマホやタブレットの場合は、グラフ上でタッチしてみてください。ラベルと数値が出て来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私自身も反省する必要がありますが、今後の働き方を議論する際にはきちんと統計を確認し、正しい情報をもとに議論したいものです。イメージや前提というのは人によって異なります。

今回統計をまとめていて、以下のような印象を持ちました。

  • 大まかな流れとして雇用者全体が実は増えている(減っていると思っていた)
  • 非正規従業員は既に4割に近い(3割と思っていたが増加が続いている)
  • 日本は短時間労働者の割合が大きい

特に、単純比較はできないとしても、他国に比べて日本の短時間労働者の割合が大きいことには驚きました。ここに今の同一労働同一賃金の流れが出てくるわけです。

よく「これからのグローバルな働き方」について語る方がいます。

グローバルな働き方の定義はよくわかりませんが、他国と同じような働き方という意味であれば、短時間労働者を減らすことも含めているんですよね???

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