まったく自慢になる話ではありませんが、数年前に、1年に2回もぎっくり腰になったことがあります。また関係があるのかどうかもわかりませんが、立ち続けていると足の裏が痛くなります。歳のせいなのでしょうか・・・?
靴を変えれば少しは良くなるのではないかと調べているうちにたどり着き、それ以来ほぼ毎日読んでいるのが、シューフィッターの佐藤靖青さんのブログです。
この記事では、佐藤さんのお勧めをもとに足元への投資を続けてきた結果を、足に合わなかったものも含めて紹介します。
人事労務とは関係のない話ですので、気軽にお読みください。
最も長く履いているのは室内履き
当初は、仕事で履く革靴や、休日に履くスニーカーを買い替えるつもりでした。
ところが、1日の過ごし方を振り返ってみると、最も長く履いているのは室内履きでした。遠方の企業からのご依頼が増え、オンラインでの打ち合わせが多くなっているためです。
そこで、まず室内履きから変えることにしました。佐藤さんがお勧めされていたのが、SIDAS(シダス)の室内履き「UTIPPA(ウチッパ)」です。
価格は、購入時で12,100円でした。
それまでも3,000円から4,000円ほどの室内履きを使っており、こだわっているつもりでしたが、スリッパに1万円超えというのは、さすがに震えがくる金額です(笑)
ただ、UTIPPAは一般医療機器として届出がされている製品です。医療機器として販売するには、品質管理や販売後の安全管理の体制を整えて製造販売業の許可を受け、そのうえで製品ごとに届け出る必要があります。
厚生労働省にいた身として、役所を相手にした手続きにどれほど手間がかかるかは想像がつきます。スリッパのためにそこまでの体制を整える会社であれば信頼できる、と考えました。
また、「スリッパに1万円」と考えると高く感じますが、「1日で最も長く履く靴に1万円」と考えれば、それほど高いものではありません。

履いてみると、立っていることが苦にならず、気がつくと立ったまま作業を続けているほどでした。以前は立ち続けていると足の裏が痛くなっていたので、これには驚きました。
手足の冷えにも悩んでいましたが、履いていると足がぽかぽかと温かくなる感覚があります。フローリングの床でもパタパタと音が鳴らず、ベルトで甲の高さを調整できる点も気に入っています。
購入してから1年半以上が経ちますが、今も毎日履いています。出張先のホテルにも持っていきたいくらいです。
顧問先での雑談でこの話をしたところ、後日「うちでも買いました」と言われたこともあります。人事労務の助言だけでなく、スリッパの助言も採用されたのはうれしい限りです。
外履きのサンダルは甲高に合わず、買い直し
室内でこれだけ足を甘やかしていると、外出時にも同じ履き心地を求めたくなるのが人情でしょう。
そこで、同じSIDASの外履き用サンダル「ReCoLA(リコラ)」を購入しました。

クッション性はUTIPPA以上と感じましたし、さっと履ける点も便利です。
問題はサイズでした。
同じメーカーだからとUTIPPAと同じS(24.0〜24.5cm)を注文したところ、甲が猛烈に痛くなりました。UTIPPAはベルトで甲まわりを調整できるので気づいていませんでしたが、私はかなりの甲高だったようです。
送料を支払ってM(25.0〜26.5cm)に交換しましたが、それでも長く履いていると甲が当たって痛くなります。良い製品であることと、自分の足に合うことは別の話でした・・・。
その後に購入したのが、同じSIDASの「3Dサンダル フライデー」です。

このサンダルは、佐藤さんのブログで紹介されていたものではありませんが、このフライデーはUTIPPAと同じく一般医療機器として届出がされていました。そして何より、ベルトで甲の高さを調整できます。
ReCoLAでの失敗を踏まえ、これなら大丈夫だろうと自分で判断して、オンラインで25cmを購入しました。結果として甲が痛くなることはなく、外履きのサンダルはこちらに落ち着いています。
参考までに、私が選んだサイズは次のとおりです。足の形は人それぞれですので、甲高の方は、できれば試し履きをお勧めしますが、SIDAS製品を扱っているお店って地方にはないですよね・・・。
- UTIPPA:S(24.0〜24.5cm)
- ReCoLA:M(25.0〜26.5cm)
- 3Dサンダル フライデー:25cm
カジュアルな服装の会社にはスニーカーで訪問
顧問先への訪問は革靴を基本としていますが、最近は、カジュアルな服装が認められている会社には、セットアップにスニーカーで伺うことが増えています。
愛用しているのは、Altra(アルトラ)の「TORIN 8」です。こちらも佐藤さんのお勧めです。

Altraの靴は、かかととつま先の高低差がない「ゼロドロップ」と、つま先が広く作られている点が特徴です。足の指が自由に動くので、長く歩いても窮屈に感じません。
靴底を見ると、足の骨格をなぞったような溝が入っています。裏返しただけで、足の形に合わせて作られた靴だとわかります。

あまりにも気に入りすぎて、雨の日用に、防水素材のGORE-TEXを使った「TORIN 8 GTX」も購入しました。気に入ると同じものを買い足してしまう性分なのです(笑)

ゼロドロップが気に入りすぎて、革靴も購入
TORIN 8を履いているうちに、かかととつま先の高低差がなく、つま先が広い靴の感覚がすっかり気に入ってしまいました。
そうなると、革靴でも同じ履き心地が欲しくなります。
そこで購入したのが、STRIDE LAB(ストライドラボ)の革靴「STRIDE ADDICT」です。サイズは25cmを選びました。

見た目は革靴ですが、ゼロドロップで、つま先も足の形に合わせて広く作られています。革靴は窮屈なものだと思い込んでいましたが、スニーカーに近い感覚で履けます。
この靴は佐藤さんのお勧めではなく、自分で選んだものです。
続けた結果と、専門家を1人決めるということ
足元への投資を始めてから、次のような変化がありました。
- 最後のぎっくり腰から約3年が経ち、UTIPPAを履き始めてからは一度もなっていない
- 週に1回だった整体通いが、月に1回程度になった
毎日のストレッチも続けていますので、靴のおかげだと言い切ることはできません。ただ、立っていても歩いていても、痛みを感じる場面が大きく減ったことは確かです。
振り返ってみると、私がやったことは2つだけです。
1つは、履いている時間が長いものから順にお金をかけること。もう1つは、信頼できる専門家を1人決めて、その勧めに従うことです。
世の中には専門家を名乗る方が数多くいますが、自分の言葉で理由を説明でき、合わない人には合わないとはっきり言う方は、それほど多くありません。佐藤さんはまさにそういう専門家だと考えています。
そして、勧めに従い続けているうちに、フライデーやSTRIDE ADDICTのように、自分で判断して選べる場面が出てきました。
士業という仕事をしている身として、私も顧問先にとってそのような存在でありたいと考えています。
